選挙の振り返り(反省)
*4月26日にFacebookページに投稿した記事を転載しています。
こんばんは。松本みつひろです。
政治活動期間中のポスター掲示お礼のご挨拶や、収支報告の準備など、選挙が終わっても慌ただしい日々です。
選挙期間中に感じたことの振り返りを記したいと思います。
今回の選挙では、選挙カーをフルに活用し、大通りだけでなく住宅街にも入り込んでアナウンスでアピール。駅前中心に、選挙カーのスピーカーで街頭演説、というような活動を行っていました。
1.SNSの利用
FacebookやTwitterで情報発信をたくさんするつもりでしたが、候補者本人になってみるとすき間時間が思った以上になく、ほとんど発信できませんでした。移動中は助手席で沿道の方にアピール、昼の休憩や夜の活動後は、もらっていた連絡へのリアクションで精一杯でした。
今後の選挙では、同じやり方を続けるのであれば、その日のスタッフの中に情報発信の担当を設ける必要がありそうです。そうでなければ、やり方自体を大きく変えるか。私が助手席から手を振っても、子ども達くらいしか反応がないので、それであれば助手席はアナウンス担当(ウグイス、カラス)に任せて私がSNS投稿する、という方がよかったかもしれません。
2.音の出し方(出しすぎ)
選挙に詳しい支援者の方から、「もう少し音量を上げた方がいい」というアドバイスを何度もいただき、当初の私の感覚からすると大きすぎるような音量で活動し、私も次第にそれが当たり前なんだと思うようになりましたが、これは失敗だったと思います。
候補者が70人出る今回の選挙で、多くの陣営が大きな音で活動していた結果、有権者の皆さんが日に日にうんざりしていっているのを感じました。「音は大きく」というアドバイスが一概に間違っていた、ということではないと思いますが、選挙の情勢や肌で感じていたことを、もっと素早く戦術に反映させるべきでした。上位当選者の中には、選挙カーから音を出さないとか、そもそも選挙カーを使わないという人もいます。そのあたりも踏まえて研究していきます。
*4月13日荻窪駅南口で。政治活動期間中のため、選挙カーの看板は目隠しされていて、二連ポスターを貼っています。
3.場所取り
駅前での演説を、今回はほぼ全て狙った場所と時間でできました。前述の通り70陣営出る中で、スタッフの的確な行動と交渉能力のおかげだと感謝しているところです。
ただ最終日、夕方の最終演説のために前日夜から徹夜で場所取りをしていた陣営に対して、当日朝、午前中に利用したいと申し出たことについて、クレームを受けました。このことをどう今後につなげるか。
徹夜で場所取りをしてくれるほどに熱量が高いスタッフがいてくれても、徹夜で場所取りしてくれって私はやっぱり言いたくないと思っています。疲れが取れるところでしっかり休んでもらって、日中一緒に元気に活動したい。古い働き方は、平成に置いていきたい。
選挙期間最終日だけでなく、政治期間中からずっと、場所取りは候補者にとって大きな問題。選挙期間中は立候補者も限定されていることだし、選挙管理委員会がITも活用して、公平かつ機会が最大化できるような駅前の場所割りをしてもいいのでは、と思いました。
次の時代の選挙がスマートで、有権者にとってフレンドリーなものであるために、私も知恵を出していかなくてはいけないと思っています。投票日の21日はとてもいい天気でしたが、投票率は前回を0.65pt下回る39.47%。令和の時代が、みんなが選挙を楽しめる時代になるよう、私も微力ながら貢献してまいります。