政治家になったきっかけ②

こんにちは。松本みつひろです。

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共働きの妻が資格の勉強に取り組んでいることに刺激され、
自分も何か学ぼう、と考えて希望の塾に入塾した、という内容でした。

「希望の塾」での学びは、何かを学ばなくては、という私の渇望感を十分に満たしてくれた
だけではなく、無意識に確立していた思い込みをも打破してくれました。

「政治は難しい。つまらなそう」
社会保障は今後どうしていけばいいのか。近隣諸国とどう向き合っていくのか。
ニュースで日々触れている国政の課題は、答えを出せないものばかりのように思っていました。
正しいか確信は持てなくても、とりあえずの答えを出して進めていけるビジネスの世界と比べると、
楽しくなさそう。自分ではなく、子どもの頃から政治を志していた「特別な人たち」が、
特別な使命感のもと取り組んでくれている、そう距離を置いて考えていました。

「希望の塾」を受講して理解できたことは、

地方政治の課題には解決策がある

・課題と打ち手はセットで存在するが、実行力のある政治家が足りていない
という内容でした。

地方政治の課題として講義で取り上げられていた、たとえば待機児童問題は、
自分にとっても切実な課題であり、その解決に直接的に貢献できることに魅力を感じました。
実行力は、営業の世界で磨きこみ、これまでのビジネスマン人生を支えてくれた力でした。

地方政治の課題には解決策があり、それをやりきることで世の中がよくなる。
リクルートにいた頃から悩み続けていた、自分が本当にやりたいことは何なのか。
どうやらそれは、地方政治なのではないか、と感じました。

希望の塾は、2017年夏の都議選に擁立する、新人候補の選抜を
その目的の一つにしたものと理解していますが、私自身も出馬の面談を受けました。
杉並から引っ越して立候補しないか、という内容であり、結局お断りをしたのですが、
面談の前後、選挙に出ることを具体的に考え、夫婦で真剣に話し合いました。

都議選は杉並区の候補をボランティアとして支援し、その候補は当選。
選挙の翌日から私も転職先で新しい仕事をスタートしました。

次回に続きます。